色素レーザの波長は、ヘモグロビンに対し最も良く吸収されるため、血管腫の治療に最適です。
血管腫は、皮膚の中にある血管が異常に増加しており、このため、皮膚表面から見ると赤く見えます。
血管腫に対するレーザ治療の原理は、皮膚の上から照射されたレーザ光が真皮血管内に存在する赤血球中のヘモグロビンに吸収され、その熱効果によって病的血管の破壊がなされることで成り立ちます。
(引用:レーザー治療最近の進歩 克誠堂出版株式会社)

■ヘモグロビン・メラニン色素・コラーゲン組織の可視光線領域内での分光分析図
Dr.若松他 正常及び母斑皮膚の分光分析
「レーザーによる母斑治療の基礎研究」
日形外会誌 3:439-445,1983
ヘモグロビンの吸収係数が第2ピークを示す590nmの波長と、正常組織へのダメージを防ぐための照射条件(血管径から算出された熱緩和時間より短い300μsecのパルス幅)を満たし、選択的にターゲットとなる微小血管拡張性病変を破壊、効率良く治療が行えます。
| 機能性 | 作用 | |
|---|---|---|
| 波長 | 590nm | レーザ光はヘモグロビンの吸収曲線の第2ピークに位置し、血管に対する吸収性がよく正常組織には比較的吸収されません。 |
| パルス幅 | 300μsec | パルス幅300μsecと日本人の皮膚へのダメージを最小限に抑えます。 |
| 出力 | 4~10J/cm² | マイクロコンピュータを内蔵し、常にパワーをコントロールしているため、安定した出力で治療を行うことができます。 |
| 照射モード | Single/Repeat | 安全な治療が行えるように、単発orリピート照射の選択ができます。 |
| 照射径 | Φ5mm | Φ5mmのスポット径で、繊細な血管に対しても選択的に照射できます。 |
本来ヘモグロビンの最大吸収波長は420nm付近ですが、この波長のレーザ光は表皮メラニンや真皮膠原線維にも多く吸収されるため、真皮内の標的血管に十分に到達しにくくなります。
それに対し590nm付近の波長はメラニンや膠原線維の吸収が少なく、真皮到達性にも優れ、ヘモグロビンに吸収されやすいと言われています。
現在では590nmの波長が単純性血管腫の治療に最も選ばれています。
- マイクロコンピュータ制御により簡単なキー操作だけで、症例に応じて最適な照射条件を設定可能。
- 従来の同機能を備えた機器よりも軽量化、ダウンサイジングを実現し、スムーズな機器の移動や狭いスペースでの治療が可能。
- さらに自社生産の消耗品を採用しているため、優れたコストパフォーマンスを発揮します。
- 装置の状態を常時監視する自動自己監視システム( 温度・電圧・電源・冷却水・制御系・発振器系など)により、安全性を確保し、異常が発生した場合にはメッセージ表示されます。
- 高電圧に対する安全対策も万全です。
- 内部循環式冷却装置を内蔵しているため、給排水設備は不要です。
- レーザ本体から光学部品など細かなパーツに至るまでスピーディにお届けいたします。
- メンテナンスは装置を熟知したサービスエンジニアが対応いたします。
血管腫(単純性血管腫、クモ状血管腫、毛細血管拡張症、酒さ等)。
| 一般的名称 | 色素レーザ |
| 商品名 | NIIC レーザリー MODEL DO101 |
| 製造販売元 | 澁谷工業㈱ |
| クラス分類 | クラスⅢ |
| JMDNコ-ド | 36043000 |
| 特定保守管理 | 該当 |
| 承認番号 | 20200BZZ01385000 |



